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なぜパソコンは思い通りに動かないのか

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Windows 全般 なぜパソコンは思いどおりに動かないのか

ショートカットからの起動が遅い

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すべてのアプリをワンクリックで起動する」で紹介したショートカットは活用されていますか?この機能はプロパティからショートカットを設定することで、わずか0.5秒ほどでプログラムを立ち上げることができるWindowsの機能でした。

しかし、みなさんの中には「ショートカットで起動すると、なぜか起動に2秒くらいかかってしまう」という問題を抱えている方がいらっしゃると思います。今回はこれを解決していきたいと思います。

なぜショートカットからの起動が遅くなっているのか

ショートカットとは

まず、ショートカットについて簡単に説明しておきましょう。Windowsは、あらかじめ設定したショートカットキーでアプリケーションを立ち上げることができます。

たとえば、うえのように設定しておけば、Ctrlキー、Altキー、Shiftキーの3つのキーを押しながらGを押すことで、Google Chromeが立ち上がります。

デスクトップやスタートメニューからアイコンを探すとなると、まずデスクトップやスタートメニューを表示する作業が必要であり、そのうえでアイコンを探してクリックしなくてはなりません。しかし、このショートカット機能を使うとノータイムでアプリケーションを立ち上げることができます。特に、よく使うアプリケーション10個ほどにこういったショートカットを設定しておくと、かなりスムーズにパソコン操作を行うことができるようになります。

このショートカット機能は非常に快適なのですが、特定の条件下では起動が遅くなってしまいます。せっかくショートカットキーを設定したのにも関わらず、ショートカットキーを入力してから起動までに数秒かかってしまうと非常に時間がもったいなく感じられることでしょう。ショートカットによる起動が遅くなっている原因は「SystemSetting」というWindowsのアプリケーションが原因です。そして、SystemSettingはWindowsのSupoerfetchという機能によって自動的に起動されてしまいます。この2つを止めることで問題を解決できます。

SystemSetting.exeの終了

まずはSystemSettingを止めてみましょう。

また、せっかくですからショートカットキーを使いながら作業をする方法を書きます。ショートカットキーの設定を解説した記事が、堂々とマウスを使って作業していたら残念ですからね。Ctrl+Shift+Escを押して、「タスクマネージャー」を起動してみましょう。Ctrl+Tabを何回か押すと、「詳細」のタブに移動できると思います。詳細のタブに移動したら、1度だけTabキーを押してください。起動中のプログラム一覧を上矢印キー・下矢印キーで選択できるようになると思います。CPUの使用順に並んでいるなどして、どこに「SystemSetting.exe」があるかわからない場合は、もう一度Tabキーを押したあと、「名前」のところでEnterキーを押してください。起動中のプログラム一覧が名前順にソートされると思います。ソートが終わったら、Shift+Tabでプログラムの選択に戻りましょう。

TabとShift+Tabで移動ができることは過去の記事で説明しております。積極的に利用して挙動に慣れていきましょう。まだお読みでない方は、ぜひ「Tabでの移動とAltでの選択/タスクビュー」をご覧ください。

SystemSetting.exeを終了したいので、画面右下の「タスクの終了(E)」を押しましょう。このように(E)と書いてある場合は、Altキーを押しながら該当のキーを押せば実行できるのでした。SystemSetting.exeを選択した状態でAtl+Eを押してください。確認画面が表示されると思いますので、そのまま終了してください。

ここで、ショートカットキーで何かを起動してみてください。いままでのようなラグは発生しなくなっているはずです。

Superfetchの無効と停止

しかしながら、SystemSetting.exeが再度起動してしまうことがあります。タスクマネージャーから終了させたのにもかかわらず、なんだかショートカットの起動が遅いなと感じたら、SystemSetting.exeが起動していないかを確認してみてください。その都度SystemSetting.exeを終了させてもよいのですが、何度目かになると厄介さを感じることでしょう。そこで、自動で起動しないように設定します。

自動で起動させているのはWindowsのSuperfetchという機能です。これは、使うであろう機能を先に起動しておくことで、実際に使うときの起動時間を短縮するという機能です。予想先読みシステムとでも呼べるような機能になっています。ところが、Windowsの予想はあまり正確ではなく、使わない機能がどんどん起動してしまうのでパソコンの動作が重くなる原因となっています。先読みしていないからと言って起動時間が極端に長くなるわけでもありませんから、Superfetchは停止してしまってもよいでしょう。

さて、Superfetchの停止方法です。

まず、Windows+Rを押してください。ファイル名を指定して実行という画面が出てくると思いますので、"compmgmt.msc" と入力してください。*1 この「ファイルを指定して実行」は慣れると非常に便利な機能なので、最初は違和感があるかもしれませんが徐々に使い慣れていくとよいと思います。自分のパソコンでは細かくショートカットを設定している場合でも、ふだん使っているパソコンではないパソコンで操作するときはそうはいきません。他人のパソコンや共有パソコンなどで作業することのある方は、デフォルトの設定を覚えておく必要があるのです。Windows + Rのショートカットは、デフォルトで備わっているものですから、ふだんとは違う環境でも利用できます。スタートメニューからの検索よりも、Windows + Rから実行したほうが早い可能性が高いケースには、「chrome」「calc」「notepad」「control」などがあります。それぞれGoogle Chrome、電卓、メモ帳、コントロールパネルを起動できます。

 

実行すると「コンピューターの管理」という画面が立ち上がると思います。

Tabキーを1回押して中央のペイン*2 メニューやリストなどがいくつかのブロックに分かれている場合、これらをペインやカラムと呼ぶことがあります。に移動したうえで、上矢印キーと下矢印キーで「サービスとアプリケーション」を選択したら、Enterキーを押してください。

次に、上下矢印キーで「サービス」を選択してEnterキーを押してください。

「サービス」に分類されるプログラムの一覧が表示されると思います。ここからSuperfetchを探し出して設定しましょう。

アルファベット順に並んでいない場合は、Shift+Tabを1回押してから「名前」のタブでEnterキーを押すと、アルファベット順に並べなおすことができます。並べなおしたあとは、Tabキーを押してプログラム一覧のペインに戻りましょう。

このように、TabとShift+Tabはペインの移動を行う操作です。アプリケーションによってペインの順序が異なりますし、この操作で移動できないペインがあるアプリケーションもあります。TabとShift+Tabでの操作に慣れていくと、どの順にペインが並んでいるかがだいたいわかるようになるので、とても作業が効率化されます。PageDownキーやPageUpキーも使いながらSuperfetchを見つけたら、Enterキーを押して設定画面を表示します。

上下矢印キーは選択しているプログラムを1つずつ変更させていくキーですが、PageDownやPageUpを使えば大きく移動させることができます。また、Homeキーで1番上に、Endキーで1番下に移動できます。ただし、アプリケーションによってはPageDownやPageUp、Home、Endキーなどが使えない場合もありますし、HomeやEndを使う場合はCtrlキーを押しながら出ないといけない場合もあります。こういったアプリケーションごとの差異も、ショートカットを使っていくうちに徐々に肌感覚としてわかってくるようになると思います。

「スタートアップの種類(E)」を「無効」に設定してください。こちらも(E)になっていますから、Altキーを押しながらEを押すことで選択できます。続いて、「サービスの状態」を「停止(T)」にしておいてください。こちらも(T)なのでAlt+Tで設定できます。2つの設定が終わったら「適用(A)」を押しましょう。もう大丈夫だと思いますが、Alt+Aで実行できます。

適用できたらEscキーで設定画面を閉じましょう。「コンピューターの管理」はAlt+F4で閉じることができます。

ちなみに(A)などについては、Windowsの設定言語を英語にすると「Start」「Stop」のように表示されます。Altキーでの操作が割り当てられている文字の下に下線が引いてあるのです。このため、多くの場合で英語表記したときのいずれかの文字が割り当てられていることがほとんどです。

以上でショートカットがすぐに起動しない原因となるSystemSetting.exeへの対策はおわりです。

ショートカットでの操作サマリ

さて、今回もマウスを一切使わずに操作をしていきましたから、使ったキーをまとめてみましょう。

Ctrl+Shift+Ecs   // タスクマネージャーの起動

Ctrl+Tab x5   // 詳細タブへの移動

Tab, PageDown & Down   // SystemSettingの選択

Alt+E   // SystemSettingの終了

Esc   // タスクマネージャーの終了

Windows+R, compmgmt.msc, Enter   // 設定の起動

Tab, Down x2, Enter, Enter   // 「サービス」一覧へ

Shift+Tab, Enter, Tab   // アルファベット順にソート

Pagedown & Down   // Superfetchの選択

Enter, Alt+E, Down x2, Enter   // 「無効」に設定

Alt+T, Alt+A   // Superfetchを停止させて設定を適用

Esc, Alt+F4   // 設定画面を閉じる

Downキー(下矢印キー)やPageDownキーを押した回数にもよりますが、70~80キーくらいで設定が完了します。

さすがに文字を打つときと同じ速さで操作できるわけではないと思いますが、毎秒3~5キーくらいで操作できれば、20秒で設定を完了することができます。

この設定1つからも、マウス操作と比べてキーボードでの操作が圧倒的に早いことをご理解いただけるのではないかと思います。

脚注   [ + ]

1. この「ファイルを指定して実行」は慣れると非常に便利な機能なので、最初は違和感があるかもしれませんが徐々に使い慣れていくとよいと思います。自分のパソコンでは細かくショートカットを設定している場合でも、ふだん使っているパソコンではないパソコンで操作するときはそうはいきません。他人のパソコンや共有パソコンなどで作業することのある方は、デフォルトの設定を覚えておく必要があるのです。Windows + Rのショートカットは、デフォルトで備わっているものですから、ふだんとは違う環境でも利用できます。スタートメニューからの検索よりも、Windows + Rから実行したほうが早い可能性が高いケースには、「chrome」「calc」「notepad」「control」などがあります。それぞれGoogle Chrome、電卓、メモ帳、コントロールパネルを起動できます。
2. メニューやリストなどがいくつかのブロックに分かれている場合、これらをペインやカラムと呼ぶことがあります。

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