パソコンを使えるようになりたい、でも思いどおりに動かない!そんなあなたへ。Excel, Power Pointのスキルアップと、パソコンの高速操作の方法をお伝えします。

なぜパソコンは思い通りに動かないのか

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Windows 全般 なぜパソコンは思いどおりに動かないのか

すべてのアプリをワンクリックで起動する

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Windowsのパソコンがほぼキーボードのみで操作できることをご存知でしょうか。マウスがなくても、トラックパッドが壊れていても、実は不自由なくパソコンを使うことができます。

最近はビジネス書でもよく扱われるようになっているので、このことを知っているビジネスパーソンは増えてきていますが、使いこなせている方は限定的です。

キーボード中心の操作

パソコンを高速で操作できる人はマウスを使いません。ほぼすべての操作をキーボードで行います。

この理由はさまざまありますが、たとえば次のような理由が挙げられます。

  • 一定以上のレベルでパソコンを使える人の多くは、タイピングの速度が速いため、キーボードでの操作はほとんどノータイムで行える
  • タイピング速度をあげることはできても、キーボードとマウスを持ち替える動作を高速化することは難しい
  • マウスのポインターは早く動かしすぎるとコントロールできないが、キーボードは速くタイピングしてもほとんど思いどおりにコントロールできる。

とはいえ、実際にキーボードのみで操作をしてみなければ、「マウスを使わずにどうやって操作をするの?」という印象を受けてしまうでしょう。

具体的なキーボード操作の方法を見ながら、キーボードのみで作業を行う方法を確認してみましょう。

ショートカットキーでアプリを立ち上げる

せっかくですから、ここからはマウスを使わずに操作をしてみましょう。

まず、Windowsキーを押したあと「Google Chrome」と入力してください。Google Chromeを利用されていない方は、かわりに「Internet Explorer」や「Firefox」などと入力していただいて結構です。主要なブラウザのうちMicrosoft Edgeのみはこれらとは性質の違うアプリですので、ご注意ください。

このような画面が表示されると思います。Windowsキーの次に押すキーはGoogleのGになります。WindowsキーとGの間に何か特別な動作を行う必要はありません。

上の画像の状態になったら、アプリケーションキー*1 を押します。今度は次のような状態になると思います。

下方向の矢印キーを2回押して「ファイルの場所を開く」を選択したあと、Enterキーを押してください。Google Chrome のショートカットが選択された状態となっていると思います。

この状態から、Altキーを押しながらEnterキーを押してください。下のような「Google Chromeのプロパティ」が表示されると思います。

プロパティが表示されたら、Altキーを押しながらKを押してください。カーソルが「ショートカットキー」へ移動します。

カーソルが移動したあとは、Ctrlキー、Altキー、Shiftキーをすべて押しながら、Gを押してください。枠内に「Ctrl + Shift + Alt + G」と表示されていれば問題ありません。

4つともすべてのキーを放したあと、Enterキーを押してください。「これらの設定を変更するためには管理者の権限が必要です」と表示されるかもしれませんが、その場合はEnterキーをもう一度押せば大丈夫です。

さて、ここでCtrlキー、Shiftキー、Altキーをすべて押しながらGを押してください。Google Chromeが起動すれば成功です。

ここまでの操作で使用したキーは下記のとおりです。

Windows Key, G, O, O, G, L, E,

Application Key, ↓, ↓, Enter, Alt + Enter,

Alt + K, Ctrl + Shift + Alt + G, Enter, Enter

一連の動作で押したキーの数が合計21キーですが、この間にマウスは一切使っておりません。

そこそこタイピングの早い人が1秒間に打てるキーの数が6~7キーですから、CtrlキーやShiftキーを同時ではなく順番に押したと考えたとしても、以上の操作を3~4秒で行えることになります。

「マウスを使わないで操作をすると早い」と言われるゆえんは、キーボードを使えばこのような操作が可能だからです。どれだけマウスの操作がうまい人であっても、上記の一連の操作を3秒間で行うことは不可能でしょう。

これが、外資系の投資銀行(や外資系のコンサルティングファームなど)に勤めるビジネスパーソンの仕事が速いといわれる理由の1つです。

また、上記の設定を行うことによって、Google Chromeを起動するのに0.5秒くらいしかかからなくなりました。よく使う20個~30個くらいのアプリやフォルダ、ファイルなどに同様の設定を行ったとすればどうでしょうか。

このような機能や操作を使いこなせるようになれば、いまの仕事が何倍にも早くなるような気がしませんか?

プロパティからのショートカット設定

上の操作でショートカットキーを設定できるのは、次の2つの条件を満たしたときだけです。

  • アプリケーションのショートカットが存在すること
  • ショートカットが「デスクトップ上」または「Start Menuのフォルダ内」に存在すること

1つ目の条件を満たすためには、アイコンを選択した状態でApplicationキーを押して、「送る」から「デスクトップ(ショートカットの作成)」を行えばよいです。この操作を行うと必然的にショートカットがデスクトップ上に存在する状態になるので、2つ目の条件も満たせます。

ただし、デスクトップ上がごちゃごちゃとしてくる可能性があります。

そこで2つ目の条件に書かれている「Start Menuのフォルダ」を利用したい状況が出てきます。

このフォルダがどこにあるかはパソコンによるのですが、Windows+Eから「ローカルディスク*2 ローカルディスクCやDと書かれている場合があります。」を選択し、以降「ProgramData」>「Microsoft」>「Windows」>「Start Menu」の順にフォルダを開いでいくと到達できます。

ProgramDataは隠しファイルになっている場合がありますので、その場合は隠しファイルを表示する設定にしてください。

この方法で見つからない場合は、Windowsキーを押したあと「コントロールパネル」などと入力したあと、Applicationキーから「ファイルの場所を開く」を行ってみてください。

システムのショートカットはたいていSart Menu内に含まれているので、アドレスバーから「Start Menu」をクリックするとStart Menuの場所に到達することができます。エクスプローラーのアドレスバーも、インターネット上におけるURLと同じような意味合いを持ちます。

デスクトップに作成したショートカットを「Start Menu」のフォルダに入れていくことで、デスクトップ上のアイコンの数を増やさずにショートカットキーを設定することができます。

また、さきほどはCtrl+Shift+Alt+Gによって設定しましたが、Ctrl+Gのような短いショートカットでも設定は可能です。ただし、Ctrl+Cなどに設定してしまうと、Ctrl+Cに初期で割り当てられている「コピー」というショートカットキーが使えなくなってしまいます。WindowsやWindowsのアプリには、実は非常に多くのショートカットキーがすでに割り当てられているので、「Ctrl+文字」「Ctrl+Shift+文字」「Ctrl+Alt+文字」はほかのアプリのショートカットと競合する可能性が高いです。

このため、基本的には「Ctrl+Shift+Alt+文字」に設定するとよいでしょう。F1-F12キーや記号を合わせると50個くらいはアプリやフォルダを登録できますから、いちおう十分でしょう。さらに、HomeキーやEndキー、矢印キーなどにも設定できます。テンキーがついている場合は、テンキーに対しても設定できます。私は40個ほどショートカットキーを登録しています。

「電卓」にもショートカットを割り当てる

同じ要領で「電卓」などにショートカットキーを割り当てようとすると問題が生じます。

スタートメニューから検索してApplicationキーを押しても「ファイルの場所を表示する」という選択肢が出てこないのです。まして、「デバイスマネージャー」などにいたってはApplicationキーを押してもなんのメニューも表示されません。

Windowsに標準搭載されたアプリケーションには、このようなものがいくつかあります。

対応策としては1つだけで、「自力でファイルの場所を探す」というものです。Windowsのシステムは「ローカルディスク」内の「Windows」というフォルダに入っています。電卓などはこのうち「System32」というフォルダの中にあります。しかしながら、このフォルダ内には数千ものアイテムが存在するため、事実上見つけることは難しくなっています。ここでは代表例だけあげておきます。

電卓にショートカットキーを割り当てる

「電卓」というアプリは、Windows内で「calc」というアプリ名で登録されています。System32のフォルダ内でCtrl+Fを押して「calc」と検索してみてください。

このように電卓のアプリが見つかりますので、ここでApplicationキーを押し、デスクトップにショートカットを作成すればあとは同様の手順でショートカットキーを割り当てることができます。

デバイスマネージャーにショートカットキーを割り当てる

デバイスマネージャーは、複数のキーボードやマウスを管理するときに使うソフトです。プリンタの設定を行うときなどに使用したことがある方も多いと思います。

こちらもスタートメニューから検索してもファイルの場所がわかりません。

デバイスマネージャーは、System32フォルダの中に「devmgmt」という名前で存在しています。System32内でCtrl+Fから検索すると見つかります。このあとはさきほどと同様の手順でショートカットを作成し、Start Menuフォルダ内に移動してショートカットキーを割り当てれば完了です。

タスクマネージャーにショートカットキーを割り当てる

パソコンに負荷のかかる動作を行う方の中には、頻繁にタスクマネージャーを利用される方もいらっしゃると思います。スタートメニューから「タスクマネージャー」と検索して、Applicationキーを押すと無事「ファイルの場所を開く」を選べるので、ここからショートカットキーを割り当てようとすると思います。

しかし、実はタスクマネージャーには「Ctrl+Shift+Esc」というショートカットキーがすでに割り当てられていますので、特別な操作をしなくてもショートカットキーで呼び出すことができます。

なかには、Ctrl+Alt+Delから呼び出すショートカットを覚えている方もいらっしゃるとは思いますが、Ctrl+Alt+Delのショートカットは一部のアプリケーションを中断したりするうえ、1回の操作でタスクマネージャーを呼び出せるわけでもないので原則使用しないほうが好ましいといえます。

Microsoft-Edgeにショートカットを割り当てる

Microsoft Edgeはやや特殊なアプリケーションで、上記と同じ方法ではショートカットを作成することができません。

さて、「[まずは、Windowsの設定をしましょう](http://whypc.me/whypc/post-9/)」にも書きましたが、マイクロソフトの開発者は非常に優秀な人たちです。Windowsは確かにかゆいところに手が届かないOSではありますが、できないことは意外とありません。

ここではMicrosoft Edgeのショートカットキーを作成する方法を説明します。

まず、デスクトップ上で右クリックをして、「新規作成」から「ショートカット」を選択してください。

このような画面が表示されると思いますので、「項目の場所を入力してください」の中に「Microsoft-Edge:」と入力してください。

「ショートカットの名前を入力してください」と表示されますので、Microsoft Edgeなどと名前を入力しておきましょう。

Enterキーを押すとショートカットキーが作成されます。ショートカットを選択してAlt+Enterを押すと次のような画面が表示されます。

いままでのプロパティとは形式が少し異なりますが、この場合でも「ショートカットキー」の枠からショートカットキーを割り当てることができます。

プロパティからのショートカットを使用するときの注意

ここで設定したショートカットキーは、肝心のショートカットを移動させたりすると機能しなくなります。

アップデートを行ったときやフォルダを整理しなおした際などには再度登録しなおしましょう。再設定の仕方はシンプルで、プロパティ内の「ショートカットキー」の枠内でDeleteキーを押し、ショートカットキーが「なし」と表示された状態でプロパティの「OK」または「適用」を押します。

その後、もう一度ショートカットキーを設定しなおして「OK」または「適用」を押せば完了です。ショートカットキーが機能していない場合は再度登録してみましょう。

ショートカットキーの起動が遅い

「SystemSetting」というアプリケーションが起動している場合に、ショートカットキーを押してから1~2秒待たないとアプリが起動しなくなってしまいます。

このアプリケーションは停止させてもいちおう問題がないので、気になる場合はCtrl+Shift+Escから「タスクマネージャー」を起動してタスクを終了させましょう。

タスクマネージャーの詳細タブからSystemSettingを選択して、タスクマネージャーの右下に表示されている「タスクの終了」をクリック*3 タスクの終了(E)と書かれているので、Alt+Eでも実行できます。してください。

このアプリを終了させると、ショートカットキーからの起動が速くなるはずです。

おわりに

いかがでしたか。

ショートカットキーと聞いてCtrl+CやCtrl+Vを思い浮かべていた方は多くいらっしゃると思いますが、パソコンの高速操作を行う文脈でのショートカットキーは、上記のような設定のことを指します。

このほか、Google ChromeやMicrosoft Officeには、アプリケーション固有のショートカットが大量に割り当てられています。

たとえば、ショートカットキーが最も多く割り当てられているアプリの1つであるMicrosoft Office Excelは、よく使うショートカットキーだけで100個くらいにのぼります。

1日2日で習得できるとは言いませんが、これらのショートカットキーを適切に使えるようになることで、2割3割増しではなく、5倍10倍というスピードでパソコンを操作することができるようになるのです。

たとえば、仕事のうち3分の1がパソコン作業であったビジネスパーソンは、パソコンの操作速度を5倍にすることによって、仕事時間を30%短縮できます。

これは、午後9時まで働いていた社員が午後6時前に退社できるようになる*4 午前9時に出社して1時間の休憩をとると仮定した場合の話です。ということと同じです。

残業時間削減がさけばれるこのご時世においては、パソコンの操作速度をあげることは非常に重要ではないでしょうか。

脚注   [ + ]

1.
2. ローカルディスクCやDと書かれている場合があります。
3. タスクの終了(E)と書かれているので、Alt+Eでも実行できます。
4. 午前9時に出社して1時間の休憩をとると仮定した場合の話です。

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